八田竜渓(読み)はった りゅうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八田竜渓」の解説

八田竜渓 はった-りゅうけい

1692-1755 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)5年生まれ。備前岡山藩士。江戸留守居役をへて,享保(きょうほう)16年(1731)大目付となる。藩の財政改革に際し,増税に反対して鉄砲頭(がしら)に左遷される。朱子学,のち荻生徂徠(おぎゅう-そらい)の古文辞学をおさめた。宝暦5年7月21日死去。64歳。名は憲章(のりあき)。字(あざな)は子漢。著作に「呉子解」「孫子解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む