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古文辞学 コブンジガク

大辞林 第三版の解説

こぶんじがく【古文辞学】

荻生徂徠おぎゆうそらいが唱えた儒学。宋学を否定し伊藤仁斎の古義学や明の古文辞派の影響を受けつつそれを批判し、中国古代の言語(古文辞)と制度文物の研究によって六経に記載された先王の道を知ろうとするもの。その思想と方法論は本居宣長などの国学に影響を与えた。徂徠学。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の古文辞学の言及

【儒教】より

…徂徠においては儒教は政治思想として再確認され,仁斎のように孔子を尊崇するのではなく,礼楽制度をつくった尭舜らの先王こそ聖人として崇拝されるべき人とされ,この先王たちの言行を記した古典を正確に理解することが儒教研究の課題とされた。徂徠は時代によってことばは変化するという前提に立って,古典を古典として当時のことばの意味を通じて理解する必要を説き,〈古文辞学〉を提唱した。彼が先王信仰を説いたのは,個人的教化の積み重ねでは社会の改革は不可能であるとの考えに立って,先王のつくった礼楽制度の下に知らず知らずのうちに人を〈化〉することの必要を感じていたからである。…

【徂徠学】より

…徂徠はそれをみずから実践し,門人にも奨励した。この面に即して,徂徠学を別に古文辞学と称し,徂徠の門流を中国と同様に古文辞派と称する。中国の古文辞派と異なって,徂徠の場合には擬古主義の詩文の制作はあくまでも手段であり,目的は,四書五経を正しく読解して,朱子学に代わって真の聖人の教えを明らかにすることにある。…

※「古文辞学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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