八重籬神社(読み)やえがきじんじや

日本歴史地名大系 「八重籬神社」の解説

八重籬神社
やえがきじんじや

[現在地名]高梁市内山下

臥牛がぎゆう山西麓に鎮座する。祭神は松山藩主板倉家の初代板倉勝重・二代板倉重宗の二柱。旧県社。寛政五年(一七九三)藩主板倉勝政が勝重の霊を奉祀し、城内の馬場に社殿を営んだのが創建。文政一三年(一八三〇)ほん丁北端の現在地に社殿を再建、遷座した。祭日は勝重の命日である四月二九日と一一月七日で、藩主も在藩中であれば必ず参拝していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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