八重菊(読み)やえぎく

精選版 日本国語大辞典 「八重菊」の意味・読み・例文・類語

やえ‐ぎくやへ‥【八重菊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 八重咲きの菊。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「八重菊のうつろひわたる庭の面にかねても結ぶ夜はの白露」(出典:海人手子良集(970頃))
  3. 緒の結び方の名。
  4. 香木の名。分類伽羅(きゃら)。〔名香目録(1601)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android