公務員制度審議会(読み)こうむいんせいどしんぎかい

百科事典マイペディア 「公務員制度審議会」の意味・わかりやすい解説

公務員制度審議会【こうむいんせいどしんぎかい】

国家公務員地方公務員および公共企業体職員の労働関係の基本に関する事項について首相諮問により調査・審議し,かつ建議する総理府内の諮問機関。首相の任命する20人以内の委員で組織されている。1965年ILO87号条約の批准に際して設置された。

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世界大百科事典(旧版)内の公務員制度審議会の言及

【スト権奪還闘争】より

…これにより団結権,団体交渉権問題については一応の法律的解決がみられ,また特別昇給により被処分者の不利益を回復する慣行もできてきた。65年10月発足した公務員制度審議会は73年9月,第3次審議会が最終答申を出すまで審議を続け,在籍専従期間の延長など部分的問題では全員一致をみたものの,中心課題である争議権についてはまとまらなかった。こうした状況のなかで,公労協加盟諸組合,総評加盟の公務員諸組合は,1961年から公式にもストライキという名称を使用するようになり,春闘や合理化反対闘争のなかでしばしばストライキを計画し実行してきた。…

※「公務員制度審議会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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