六つの巷(読み)ムツノチマタ

デジタル大辞泉 「六つの巷」の意味・読み・例文・類語

むつ‐の‐ちまた【六つの×巷】

六道ろくどう」に同じ。
「待てしばし子を思ふ闇に迷ふらん―の道しるべせん」〈太平記・六〉

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精選版 日本国語大辞典 「六つの巷」の意味・読み・例文・類語

むつ【六つ】 の 巷(ちまた)

  1. 地獄餓鬼・畜生・修羅人間天上六種の迷いの世界六趣六道むつの境。むつの道。むつの渡り。
    1. [初出の実例]「まてしばし子を思ふ闇に迷らん六(ムツ)の街(チマタ)の道しるべせん」(出典:太平記(14C後)六)

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