日本歴史地名大系 「六大A遺跡」の解説 六大A遺跡ろくだいAいせき 三重県:津市北郊地区窪田村六大A遺跡[現在地名]津市大里窪田町 志登茂(しとも)川右岸の段丘斜面に位置する弥生時代後期から中世の複合遺跡。とくに古墳時代には祭祀遺跡としての性格がみられる。平成六年(一九九四)から同八年に国道二三号中勢バイパス建設に伴い調査された。遺跡の中心は、遺跡内での総延長一〇〇メートル×最大幅三〇メートル、最大深さ三メートルの大溝(谷状遺構)である。弥生時代後期から土器・木製品類の投棄が開始され、古墳時代にも継続する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by