六官(読み)リッカン

デジタル大辞泉 「六官」の意味・読み・例文・類語

りっ‐かん〔リククワン〕【六官】

中国代の六つの中央行政機関。天官地官春官夏官秋官冬官それぞれ治・教・礼・兵・刑・事(土木)をつかさどった。

りく‐かん〔‐クワン〕【六官】

りっかん(六官)

ろっ‐かん〔ロククワン〕【六官】

りっかん(六官)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六官」の意味・読み・例文・類語

りっ‐かんリククヮン【六官】

  1. 〘 名詞 〙 周代、中央政府官吏を天官・地官・春官・夏官・秋官・冬官の六つに分け、それぞれ、治・教・礼・兵・刑・事を分掌させた、その六つの官の総称。また、その長官。転じて、一般に行政官僚の総称。ろっかん。〔周礼‐秋官・大司寇〕

りく‐かん‥クヮン【六官】

  1. 〘 名詞 〙りっかん(六官)

ろっ‐かんロククヮン【六官】

  1. 〘 名詞 〙りっかん(六官)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android