六弗化硫黄(読み)ロクフッカイオウ

デジタル大辞泉 「六弗化硫黄」の意味・読み・例文・類語

ろくふっか‐いおう〔ロクフツクワいわう〕【六×弗化硫黄】

硫黄弗素化合物常温で無色無臭の気体。水に難溶。エチルアルコールにやや溶ける。化学的に非常に安定で、電子機器の絶縁体として幅広く使用される。温室効果ガス一種で、二酸化炭素の約2万4千倍の地球温暖化係数をもつ。化学式SF6

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android