弗素(読み)フッソ

デジタル大辞泉 「弗素」の意味・読み・例文・類語

ふっ‐そ【×弗素】

fluorineハロゲン族元素の一。刺激臭をもつ淡黄緑色気体。反応性に富み、ほとんどの元素と直接化合する。天然には蛍石氷晶石などとして存在元素記号F 原子番号9。原子量19.00。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弗素」の意味・読み・例文・類語

ふっ‐そ【弗素】

  1. 〘 名詞 〙 ハロゲン元素一つ。元素記号F 原子番号九。原子量一八・九九八四。常温刺激性のある特有の臭気をもつ淡黄緑色の気体。ほとんどすべての元素と激しく反応して弗化物を作る。天然にはホタル石、氷晶石などの成分元素として存在する。〔稿本化学語彙(1900)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android