六科(読み)リクカ

デジタル大辞泉 「六科」の意味・読み・例文・類語

りく‐か〔‐クワ〕【六科】

中国初の科挙における六つ科目。すなわち秀才明経進士明法・明書・明算

りっ‐か〔リククワ〕【六科】

りくか(六科)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六科」の意味・読み・例文・類語

りっ‐か リククヮ【六科】

〘名〙 中国、唐初の科挙の試験における六つの科目。秀才・明経・進士・明法・明書・明算の総称。〔小学紺珠‐制度類〕

りく‐か ‥クヮ【六科】

ろっ‐か ロククヮ【六科】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の六科の言及

【都察院】より

…清は明制によったが,乾隆年間(1736‐95)に僉都御史を廃し,左都御史と左副都御史を都察院の専官とし,右都御史を総督の,右副都御史を巡撫の兼官とした。なお,明代において独立の機関であった六科(中央官庁の監察機関)は1723年(雍正1)に都察院の所属に入り,その成員である給事中は左都御史の監督下に置かれた。【谷 光隆】。…

※「六科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android