兵太夫新田(読み)ひようだゆうしんでん

日本歴史地名大系 「兵太夫新田」の解説

兵太夫新田
ひようだゆうしんでん

[現在地名]藤枝市兵太夫・高洲たかす・高洲一丁目・高柳たかやなぎ四丁目・高岡たかおか一―四丁目・田沼たぬま四―五丁目・泉町いずみちよう

高柳村の南に位置し、北縁を黒石くろいし川が、南縁を木屋きや川が東流する。志太しだ郡に属する。寛永四年(一六二七)大井川の大洪水によって田畑を失った遠江国青柳あおやぎ(現吉田町)の岩堀兵太夫ら一〇人が、同八年高柳村地先の古川筋へ入植し開墾したのが始まりという(「兵太夫新田由緒書」村松家文書)。同一四年検地が行われ、高柳新田兵太夫分として高六四石余、正保国絵図に初めて兵太夫新田と記載されたという。寛文一三年(一六七三)西尾隠岐守による検地が行われているので、高柳村から独立するとともに田中藩領とされたのであろう(「村方要用見聞雑記」村松家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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