デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「兵藤怜子」の解説 兵藤怜子 ひょうどう-れいこ 原田康子の小説「挽歌」の主人公。北海道東部の町のアマチュア劇団の美術部員で,22歳。仲間の久田に好意をいだいているが,中年の建築家桂木を知り,その夫人の不貞を目撃,急速にひかれ関係をもつ。それを知って夫人は自殺し,ふたりの関係もおわる。小説は昭和30-31年「北海文学」に連載。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例