すべて 

兵蟻(読み)ヘイアリ

デジタル大辞泉 「兵蟻」の意味・読み・例文・類語

へい‐あり【兵×蟻】

アリシロアリ集団の中で、特に外敵との闘争の任に当たる個体。頭やあごなどが大きい。へいぎ
[補説]アリでは大型の働きアリで、すべて雌。シロアリの兵アリは働きアリから分化し、雌雄がある。

へい‐ぎ【兵×蟻】

へいあり」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兵蟻」の意味・読み・例文・類語

へい‐あり【兵蟻】

  1. 〘 名詞 〙へいたいあり(兵隊蟻)

へい‐ぎ【兵蟻】

  1. 〘 名詞 〙へいたいあり(兵隊蟻)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「兵蟻」の意味・わかりやすい解説

兵蟻
へいあり
soldier ant

アリまたはシロアリの一型。職蟻 (働きあり) と同様に,生殖能の退化した雌個体である。大型の頭部大顎をもち,主として戦闘などに従う。強大な大顎は戦闘や巣の守護のほか,種子その他の固い食物を砕くなど特別な機能に適応している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む