兵蟻(読み)ヘイアリ

デジタル大辞泉 「兵蟻」の意味・読み・例文・類語

へい‐あり【兵×蟻】

アリシロアリ集団の中で、特に外敵との闘争の任に当たる個体。頭やあごなどが大きい。へいぎ
[補説]アリでは大型の働きアリで、すべて雌。シロアリの兵アリは働きアリから分化し、雌雄がある。

へい‐ぎ【兵×蟻】

へいあり」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「兵蟻」の意味・わかりやすい解説

兵蟻
へいあり
soldier ant

アリまたはシロアリの一型。職蟻 (働きあり) と同様に,生殖能の退化した雌個体である。大型の頭部大顎をもち,主として戦闘などに従う。強大な大顎は戦闘や巣の守護のほか,種子その他の固い食物を砕くなど特別な機能に適応している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む