兼有(読み)ケンユウ

デジタル大辞泉 「兼有」の意味・読み・例文・類語

けん‐ゆう〔‐イウ〕【兼有】

[名](スル)二つ以上のものをあわせもつこと。「雌雄性質兼有する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兼有」の意味・読み・例文・類語

けん‐ゆう‥イウ【兼有】

  1. 〘 名詞 〙 二つ以上のものを合わせもつこと。併有。
    1. [初出の実例]「或は始より肺臓と腮とを兼有する者あり」(出典:牙氏初学須知(1875)〈田中耕造訳〉五上)
    2. [その他の文献]〔宣和画譜‐黄筌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android