内の者(読み)ウチノモノ

デジタル大辞泉 「内の者」の意味・読み・例文・類語

うち‐の‐もの【内の者】

家の者。家族使用人など。「内の者がお邪魔しているはずですが」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内の者」の意味・読み・例文・類語

うち【内】 の 者(もの)

  1. ( うちにいる者の意から )
  2. 家に仕える人。家臣被官召使。使用人。
    1. [初出の実例]「管領已下大名小袖ぬがる〈略〉管領内者ぬぐなり」(出典:花営三代記‐応永三〇年(1423)一二月二五日)
    2. [その他の文献]〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 妻。特に、第三者に対して自分の妻のことをいう語。
    1. [初出の実例]「爰許で身共が内の者を、誰見た者も有るまいに」(出典:虎寛本狂言・鬼瓦(室町末‐近世初))

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