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内包症候群 ないほうしょうこうぐんinternal capsule syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

内包症候群
ないほうしょうこうぐん
internal capsule syndrome

脳の内包の障害によって起る症候群で,障害部位と反対側の片麻痺が特徴的症状である。急性期には,まず筋肉の部分的けいれんが起り,上下肢の運動麻痺が現れる。内包後脚の障害では,躯幹四肢,頭部の知覚減弱または消失が加わる。慢性期には,片麻痺はある程度回復する。麻痺側の四肢反射は亢進することが多く,病的反射も現れる。また,発汗過多,浮腫,血圧異常,皮膚栄養障害,筋萎縮などの自律神経症状や,独特な痛み,瞳孔不同症,同側性半盲,失語症不随意運動などを伴うことがある。内包に隣接する視床の障害も含めて内包視床症候群ということもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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