躯幹(読み)クカン

デジタル大辞泉 「躯幹」の意味・読み・例文・類語

く‐かん【×躯幹】

からだ。また、頭と手足を除いた胴体部分
「―軽捷にして、面は美玉の如く」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「躯幹」の意味・読み・例文・類語

く‐かん【躯幹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. からだの主要部。頭部四肢を除いた部分。胴。胴体。
    1. [初出の実例]「後来の命運は、各その心思の才、躯幹の力は任せたり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉七)
  3. 体格体躯。からだ。なり。
    1. [初出の実例]「躯幹軽捷にして面は美玉の如く風采殊に秀異なるが」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐送韋評事充同谷判官詩〕

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