内宮(読み)ナイクウ

精選版 日本国語大辞典 「内宮」の意味・読み・例文・類語

ない‐くう【内宮】

  1. 伊勢神宮の皇大神宮をいう。祭神天照大神。⇔外宮(げくう)
    1. [初出の実例]「罷出内宮参入、時に勅使幣帛使参入」(出典:止由気宮儀式帳(804))

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世界大百科事典(旧版)内の内宮の言及

【伊勢神宮】より

…三重県伊勢市にある皇大神宮(図1)と豊受(とゆけ)大神宮(図2)の総称。前者を内宮(ないくう),後者を外宮(げくう)といい,両宮を併せて伊勢大神宮,大神宮,二所大神宮などとも呼ばれたが,現在では,神宮を正式の名とし,一般に伊勢神宮と呼ばれている。内宮は天照坐皇大御神,その神体として八咫(やた)鏡を祭り,天手力男(たぢからお)命と,瓊瓊杵(ににぎ)尊の母にあたる万幡(よろずはた)豊秋津姫命を合祀し,別宮10社,摂社27,末社16,所管社30などを併せている。…

※「内宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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