内山雨海(読み)ウチヤマ ウカイ

20世紀日本人名事典 「内山雨海」の解説

内山 雨海
ウチヤマ ウカイ

昭和期の日本画家 〓人社主宰。



生年
明治40(1907)年3月19日

没年
昭和58(1983)年9月25日

出生地
東京市

本名
内山 楙(ウチヤマ シゲル)

主な受賞名〔年〕
ペルツ近代美術館芸術賞〔昭和40年〕,中華学術院哲士号〔昭和49年〕

経歴
書画一致を主張し、独特の墨絵創作を続け、40年西独ケルンのレンペルツ近代美術館から芸術賞、49年中華学術院から哲士の学位を受けた。著書に「内山雨海集成」「内山雨海の再起」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内山雨海」の解説

内山雨海 うちやま-うかい

1907-1983 昭和時代の書家,日本画家。
明治40年3月19日生まれ。浦上玉堂私淑。昭和13年に開催した棟方志功,小泉繁との三人展で下村為山にみとめられ,水墨画指導をうける。22年東京美術院を,32年濹人(ぼくじん)社を設立して,書画一致をめざし後進を指導。40年ケルン(ドイツ)のレンペルツ美術館で個展をひらき,芸術賞を受賞。昭和58年9月25日死去。76歳。東京出身。日大卒。本名は楙(しげる)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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