内旋(読み)ナイセン

デジタル大辞泉 「内旋」の意味・読み・例文・類語

ない‐せん【内旋】

上腕大腿を、位置を変えずに、体の内側に向かって回転させる動きをいう。例えば、右上腕を、上腕骨を軸として左回りに回転させる動きがこれにあたる。→外旋
[補説]肩関節では、腕を垂らし、肘を90度曲げた状態で、前腕を体の内側に動かすとき、上腕が内旋する。股関節では、大腿を前方に上げて、膝を90度曲げた状態で、下腿を体の外側に動かすとき、大腿が内旋する。なお、上腕を固定し、前腕だけを内側に回転させる動きは、回内という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android