内田川(読み)うちだがわ

日本歴史地名大系 「内田川」の解説

内田川
うちだがわ

八方やほうヶ岳(一〇五一・八メートル)に源を発し、全長約一八キロ。菊鹿きくか町の中央部を南流し鹿本町に至る。当川とその東を流れる木野きの川によって形成された緩やかな扇状地を南流し、石淵いしぶちの南で合流する。流域は両河川を灌漑用水として肥沃な水田地帯を形成する。木野川を合流したのち、菊池郡七城しちじよう町の境界を約二・七キロ南西流して迫間はざま川と合流、さらに約五〇〇メートル西流して菊池川に合流する。「国誌」には「石淵川」と記され、「水源ハ矢谷村ノ内威シ村下内田村ノ内古閑村上長野村上内田村等ノ山野ヨリ出、石淵村辺ニテ木野川ニ落合、菊池郡水島村辺ニテ菊池川ニ流入ル」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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