内臓脂肪症候群(読み)ナイゾウシボウショウコウグン

家庭医学館 「内臓脂肪症候群」の解説

ないぞうしぼうしょうこうぐんないぞうしぼうがたひまん【内臓脂肪症候群(内臓脂肪型肥満)】

 最近、動脈硬化(どうみゃくこうか)性の病気は、ただ1つの原因ではなく、肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧など、多くの原因が重なっておこるといわれ、「シンドロームX」「死の四重奏(しじゅうそう)」などとも呼ばれて注目されています。
 内臓脂肪型の肥満や上半身肥満は、動脈硬化にともなう病気をおこしやすいことが明らかとなっています。
 内臓脂肪の蓄積は、肥満者だけでなく、正常体重の人でも動脈硬化と関係しています。
 内臓脂肪の蓄積、耐糖能(たいとうのう)の異常、高脂血症、高血圧の共存をまとめて内臓脂肪症候群といい、動脈硬化を発病しやすい病的な状態です。インスリン抵抗性症候群ともマルチプルリスクファクター症候群、メタボリックシンドロームともいわれ、一つひとつの病気に対処するのではなく、肥満やインスリン抵抗性に対処するよう治療を進めます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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