耐糖能(読み)タイトウノウ

デジタル大辞泉 「耐糖能」の意味・読み・例文・類語

たいとう‐のう〔タイタウ‐〕【耐糖能】

血糖値を正常に保つ能力。血液中のブドウ糖グルコース)の濃度が高くなったとき、膵臓からインスリンを分泌して血糖値を下げ、一定範囲に保つ。この能力が低下または失われると、耐糖能障害糖尿病になる。糖耐性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「耐糖能」の解説

耐糖能

 グルコースの処理能力の指標で,通常グルコースを経口もしくは血管内に投与し,一定時間後,もしくは経時的に血中グルコース濃度を定量して判断する.糖尿病の基礎検査の一つ

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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