内臓葉(読み)ないぞうよう(その他表記)splanchnopleure

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内臓葉」の意味・わかりやすい解説

内臓葉
ないぞうよう
splanchnopleure

脊椎動物の胚における中胚葉分化出発点である側板の内葉をいう。初期発生において中胚葉が神経管脊索などの背側中軸器官をはさんで腹方に広がる部位は,分節構造を示さない側板で,これの内層内臓葉である。その裏打ちをしている内胚葉をも含めてこの名で呼ぶことも多い。また消化管およびそれに由来する内臓を取巻く内臓側の腹膜をも内臓葉という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む