内閣総理大臣の指名(読み)ないかくそうりだいじんのしめい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内閣総理大臣の指名」の意味・わかりやすい解説

内閣総理大臣の指名
ないかくそうりだいじんのしめい

憲法第 67条で,「内閣総理大臣は,国会議員の中から国会議決で,これを指名する。この指名は,他のすべての案件に先だって,これを行ふ」とされる先議案件である。首班指名ともいい,衆参それぞれに記名投票で行い,過半数を得た者が指名される。過半数を占める者がいない場合には上位2者で決選投票となり多数決で決める。衆参で指名が異なった場合には両院協議会で協議するが,それでも一致がみられなければ,衆院の議決が優先される。

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