円心(読み)エンシン

精選版 日本国語大辞典 「円心」の意味・読み・例文・類語

えん‐しんヱン‥【円心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 円の中心。
    1. [初出の実例]「鉛丸転行の力は、円心を遠ざからんとすものなり」(出典:暦象新書(1798‐1802)中)
  3. 仏語。悟りを求める完全清浄な心。〔南海寄帰伝‐四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円心」の解説

円心(1) えんしん

?-? 平安時代中期の絵仏師
京都醍醐(だいご)寺の白描図像不動明王や,「別尊雑記」の明王図像に円心様といわれる図がみられる。藤原頼通(992-1074)邸の中門にえがいた鶏は暁天にしばしばないたといわれた。

円心(2) えんしん

鉄牛円心(てつぎゅう-えんしん)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む