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円明教寺(読み)えんみようきようじ

日本歴史地名大系 「円明教寺」の解説

円明教寺
えんみようきようじ

[現在地名]大山崎円明寺 薬師前

天王てんのう山の北東山麓、円明寺集落の西端にある。医王山と号し、東寺真言宗。本尊薬師如来。中世までは円明寺と号した。康平五年(一〇六二)二月日の僧忠覚譲状案(京都大学文学部蔵「古文書集」)に加判僧の一人として「円明寺住僧」がみえる。寛喜二年(一二三〇)六月、藤原定家が西園寺公経とともに円明寺を訪れた(「明月記」同月二一日条)。寛済法印が当寺を公経に譲ったという。公経はその後たびたび円明寺に遊び、翌年二月二七日には公経の女婿九条道家が円明寺に方違し、九月一七日にも道家はここに遊んでいる(以上「明月記」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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