デジタル大辞泉 「円覚経」の意味・読み・例文・類語 えんがく‐きょう〔ヱンガクキヤウ〕【円覚経】 大乗経典。1巻。唐の仏陀多羅ぶっだたら訳とされるが、偽経ぎきょうともいわれる。大乗円頓えんどんの教理と観行かんぎょうの実践を説く。注釈書も多い。大方広円覚修多羅了義経。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「円覚経」の意味・読み・例文・類語 えんがく‐きょうヱンガクキャウ【円覚経】 大乗経典の一つ。一巻。仏陀多羅(ぶっだたら)が唐代に漢訳したというが、実際は中国撰述の偽経かという。一乗円頓(えんどん)の教義と観法の実践を説く。古来、禅宗で重視されている。大方広円覚修多羅了義経。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例