最新 地学事典 「円錐型初動分布」の解説
えんすいがたしょどうぶんぷ
円錐型初動分布
cone type distribution of initial motion
震源球の表面での押し引きの分布が,震源を頂点とする頂角約90°の円錐体で境されるP波初動分布。石本巳四雄のマグマ貫入説と関連しているが,その後ほとんどの地震が4象限型であることが判明し,この型の初動分布は否定された。しかし,近年必ずしも象限型初動分布をしない地震の存在も指摘され,この型の改良モデルも提案されている。
執筆者:市川 政治・石川 有三
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

