初動分布(読み)しょどうぶんぷ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

初動分布
しょどうぶんぷ

P波(→地震波)の最初の運動方向の分布。押し引き分布ともいう。縦波地震波である P波の動き始めは,地面の押し上げ(押し),または引き下げ(引き)のどちらかになる。この押し引きを地図上に表すと,押しと引きの地点は地理的にまとまっており,2本の線によって四つの領域に分けることができる。この線を節線といい,節線の交点が震央の位置になる。このような初動分布はどの地震にも共通してみられ,節線のうちどちらか 1本は断層が伸びた方向や傾斜角を示すことから,地震を起こした震源断層の地下での動き(発震機構)が推定される。

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大辞林 第三版の解説

しょどうぶんぷ【初動分布】

地震波(特に P 波)初動の、地表面または地球表面全体での分布。またその分布を、震源を中心とする仮想的な小球面上の分布に直したものもいう。

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