再販売価格の拘束

共同通信ニュース用語解説 「再販売価格の拘束」の解説

再販売価格の拘束

メーカーなどが小売業者に対して商品の再販売価格を拘束することは、価格競争減少消滅につながるとして独禁法で禁止されている。公正取引委員会は、メーカー側が希望小売価格を通知する際には「参考価格」のような非拘束的な用語を使い、小売業者が販売価格を自主的に決定できることを明示するのが望ましいとしている。過去にはラーメンチェーンが即席麺の希望小売価格からの割引を禁じた事例や、ベビー用品大手がベビーカーなどを一定の価格で販売することを小売業者に同意させた事例があった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android