20世紀日本人名事典 「冨田満」の解説 冨田 満トミタ ミツル 大正・昭和期の牧師 日本基督教団初代統理。 生年明治16(1883)年11月5日 没年昭和36(1961)年1月15日 出生地愛知県春日井市 学歴〔年〕神戸中央神学校〔明治42年〕卒 経歴少年時代に受洗。日本基督教会神戸教会、同徳島教会の牧師を経てアメリカのプリンストン大学神学部に留学。帰国後日本基督教会芝教会牧師となった。日本基督教会大会課長、日本基督教連盟総会議長も務めた。昭和16年宗教統制でプロテスタント各派が合同、日本基督教団を結成し統理に就任した。当初旧教派温存の部制を置いたが文部省の圧力で部制を解消、伊勢神宮に参拝するなど戦時体制に協力して教団を維持した。戦後芝教会牧師に復帰。著書に「冨田満説教集」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by