冬の調子(読み)ふゆのちょうし

精選版 日本国語大辞典 「冬の調子」の意味・読み・例文・類語

ふゆ【冬】 の 調子(ちょうし)

  1. 黄鐘調(おうしきじょう)のこと。雅楽十二律を一二か月に配すると、黄鐘は一一月にあたるところからいう。
    1. [初出の実例]「六月に冬の調子(テフシ)をふきて庭前に霜をふらし」(出典浮世草子西鶴織留(1694)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む