庭前(読み)ていぜん

精選版 日本国語大辞典 「庭前」の意味・読み・例文・類語

てい‐ぜん【庭前】

〘名〙 にわさき。庭上。にわ。
※凌雲集(814)奉和聖製春女怨〈小野岑守〉「庭前隠映茂青草、階上班々点碧銭
※虎寛本狂言・布施無経(室町末‐近世初)「庭前の菊で、不出来には御座れども」 〔傅咸‐神泉賦序〕

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デジタル大辞泉 「庭前」の意味・読み・例文・類語

てい‐ぜん【庭前】

庭の家に近い部分。にわさき。

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普及版 字通 「庭前」の読み・字形・画数・意味

【庭前】ていぜん

庭さき。〔楚歳時記〕(元旦鳴にしてき、先づに於て爆竹し、以て山(さんさう)(人面猴身、一足怪物)惡鬼を辟(さ)く。

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