デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「冷泉五郎」の解説 冷泉五郎 れいぜい-ごろう 1841-1865 幕末の武士。天保(てんぽう)12年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。砲術を江川太郎左衛門に,剣術を斎藤弥九郎にまなび,帰藩後兵制改革にあたる。元治(げんじ)2年の藩内抗争に際し,中立派の鎮静会にくわわり,藩主に藩論統一を建白。香川半助らと山口の諸隊をおとずれて調停をすすめる。その帰途の同年2月11日恭順派に暗殺された。25歳。本姓は井上。名は綏豊(やすとも)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例