20世紀西洋人名事典 「エミールコッヘル」の解説
エミール コッヘル
Emil Theodor Kocher
1841.8.25 - 1917.7.27
スイスの医師。
医学博士(1865年),ノーベル医学生理学賞受賞(1909年)。
ベルン生まれ。
ウィーン大学で外科を学ぶ。1865年医博。1902年ドイツ外科学会会長。外科学のあらゆる分野に業績を残したが甲状腺研究に対し、1909年ノーベル医学生理学賞を受賞。手術の改良や鋸歯の鉗子の発明でその名を残している。1917年引退。著書に「外科的伝染病講義」(1892年)、「甲状腺病」(1912年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報