冷温停止状態(読み)レイオンテイシジョウタイ

デジタル大辞泉 「冷温停止状態」の意味・読み・例文・類語

れいおんていし‐じょうたい〔レイヲンテイシジヤウタイ〕【冷温停止状態】

原子炉冷温停止を維持していること。平成23年(2011)3月に発生した福島第一原発事故収束に向けた取り組みにおいて、冷温停止状態の要件は、(1)圧力容器底部の温度がおおむねセ氏100度以下になっていること、(2)格納容器からの放射性物質放出を管理し、追加的な放射線放出による公衆被曝線量を大幅に抑制していること、(3)これらの条件を維持するため、循環注水冷却システムの中期的安全が確保されていること、と定義され、同年12月16日、原子力災害対策本部は、炉心溶融を起こした1~3号機がすべて冷温停止状態に達したことを発表した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む