凡聖(読み)ボンショウ

デジタル大辞泉 「凡聖」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐しょう〔‐シヤウ〕【凡聖】

《「ぼんじょう」とも》凡人聖人凡夫聖者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「凡聖」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐しょう‥シャウ【凡聖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぼんじょう」とも ) 凡人と聖人。凡夫と聖者。
    1. [初出の実例]「はるかに凡聖の境界を超越せり、思量分別のおよぶところにあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)安居)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凡聖」の読み・字形・画数・意味

【凡聖】ぼんせい

凡人と聖人。宋・軾〔陶(潜)の桃花源に和す〕詩 、異居無し 濁、此の世を共にす 心閑なれば、偶(たまたま)自(おのづか)ら見(あら)はれ 念れば、忽ち已(すで)に(ゆ)く

字通「凡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android