凶徳(読み)きょうとく

精選版 日本国語大辞典 「凶徳」の意味・読み・例文・類語

きょう‐とく【凶徳】

〘名〙 道にそむいたわるい性質、行為
集義和書(1676頃)一「人情のゆるす所ある人の中にて、凶徳なきをえらぶと見えたり」 〔書経‐盤庚下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「凶徳」の読み・字形・画数・意味

【凶徳】きようとく

悪徳。不徳。〔左伝、文十八年〕鴻氏に不才子り。義を掩ひを隱し、好んで凶を行ふ。~天下の民、之れを渾敦(こんとん)と謂ふ。

字通「凶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android