精選版 日本国語大辞典 「出事」の意味・読み・例文・類語
で‐ごと【出事】
〘名〙
※玉塵抄(1563)一「鼠がくいものがあるかと思て、つつの中え入たぞ。でごとがならぬぞ」
※浮世草子・当世乙女織(1706)七「世帯がた、仏中間の付届け、其外、出(デ)事・出し事まで」
※洒落本・水月ものはなし(1758)上「おれも実は何も咄す事がない。出事でもするより外はと」
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