出居の少将(読み)デイノショウショウ

デジタル大辞泉 「出居の少将」の意味・読み・例文・類語

でい‐の‐しょうしょう〔でゐ‐セウシヤウ〕【出居の少将】

朝廷行事に際して、出居いでいの座に伺候し、世話役をした近衛少将。いでいのすけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出居の少将」の意味・読み・例文・類語

いでい【出居】 の 少将(しょうしょう・すけ)

中古宮中儀式で、出居の座について事を行なう近衛少将。出居の次将
※枕(10C終)一二三「衲(なふ)袈裟。いでゐの少将」

でい【出居】 の 少将(しょうしょう・すけ)

中古、朝廷で儀式を行なう時、出居の座について事を行なう近衛少将。出居の次将。いでいのしょうしょう。
※春曙抄本枕(10C終)一〇九「でゐの少将」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android