出淵村(読み)いずぶちむら

日本歴史地名大系 「出淵村」の解説

出淵村
いずぶちむら

[現在地名]中山町出淵

現中山町の東南部、町内を南北に流れる中山川の東の地域。村内を東西に流れる栗田くりた川は川沿いにわずかな低地をつくり中山川に合流するが、その他はすべて山岳地で、最高は秦皇しんこう(八七四メートル)である。浮穴うけな湯並ゆなみ郷に属し、江戸時代を通じ大洲藩領。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)浮穴郡の項に「出淵村 茅山有、川有」、高九六〇石六斗七升六合、うち田五九五石九升三合、畠三六五石五斗八升三合と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android