出門(読み)シュツモン

デジタル大辞泉 「出門」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐もん【出門】

[名](スル)門を通って外に出ること。外出のために門を出ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出門」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐もん【出門】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 出はいりする門。出入り口。
    1. [初出の実例]「奚に知りぬ、此の南浮は西方の出門也と云ふ事を」(出典:海道記(1223頃)極楽西方に非ず)
  3. ( ━する ) 門を出ること。外出すること。
    1. [初出の実例]「みゃうにちのいちに あかがね しゅつもんのぎ ちゃうじ これあり候やうに」(出典:重刊改修捷解新語(1781)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「出門」の読み・字形・画数・意味

【出門】しゆつもん

門を出る。外に出る。唐・戴叔倫〔湘南即事〕詩 橘(ろきつ)開いて、楓(ふうえふ)ふ 出門、何(いづ)れの處にか京師む 湘、日夜東にれ去り 愁人の爲に少時(しばし)も(とど)まらず

字通「出」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android