日本歴史地名大系 「函館元町カトリック教会」の解説 函館元町カトリック教会はこだてもとまちかとりつくきようかい 北海道:渡島支庁函館市旧函館区地区函館元町函館元町カトリック教会[現在地名]函館市元町函館山の北東麓に所在し、近くにハリストス正教会や聖ヨハネ教会などがある。安政六年(一八五九)来箱したフランスの宣教師メルメが浄土宗称名(しようみよう)寺内に仮教会を建て、天主公教(カトリック教)を広めたことに始まると伝える。メルメは文久三年(一八六三)帰国、その後慶応三年(一八六七)ムニクー、アルムブリュステルの両宣教師が来箱して当地に司祭館を建て、明治一〇年(一八七七)マランが聖堂を建立した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by