刀俎(読み)トウソ

デジタル大辞泉 「刀俎」の意味・読み・例文・類語

とう‐そ〔タウ‐〕【刀×俎】

庖丁とまないた。

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精選版 日本国語大辞典 「刀俎」の意味・読み・例文・類語

とう‐そタウ‥【刀俎】

  1. 〘 名詞 〙 刀とまないた。
    1. [初出の実例]「今の如くんば人は方(まさ)に刀俎(タウソ)たり、我は魚肉たり、何ぞ辞することをせんや」(出典太平記(14C後)二八)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「刀俎」の読み・字形・画数・意味

【刀俎】とう(たう)そ

刀と俎(まないた)。料理するもの。〔史記、項羽紀〕樊(はんくわい)曰く、大行は細みず、大禮は小讓を辭せず。如今、人方(まさ)に刀俎爲(た)り。我は魚爲り。何ぞ辭することを爲さんと。~に去る。

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