分権による集権(読み)ぶんけんによるしゅうけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分権による集権」の意味・わかりやすい解説

分権による集権
ぶんけんによるしゅうけん

実施権限組織底辺に分散されながら,この権限の行使を規制する強い影響力が組織の頂点に集中されている構造。主として中央政府地方政府関係において現れる。地方行政を実質ないし形式的に地方住民の手にゆだねる必要と中央で統制する必要を両立させるための方法である。 J.S.ミルが提唱したものであって,現在さまざまな形態で実施されている。

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