分頭(読み)ぶんとう

精選版 日本国語大辞典 「分頭」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐とう【分頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手わけをすること。
    1. [初出の実例]「凡鎮魂、新嘗等諸祭之日〈略〉至夜、左右史生等分頭巡検」(出典延喜式(927)一一)
    2. [その他の文献]〔福恵全書‐銭穀部・漕項・糧米派兌〕
  3. ( 形動 ) わかれわかれになること。また、個々別々であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「于時少納言出喚五位已上、分頭参入、録正容止」(出典:延喜式(927)一九)
    2. [その他の文献]〔元稹‐別李十一五絶〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「分頭」の読み・字形・画数・意味

【分頭】ぶんとう

別れ。

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