切字十八字(読み)きれじじゅうはちじ

精選版 日本国語大辞典 「切字十八字」の意味・読み・例文・類語

きれじ‐じゅうはちじ‥ジフハチジ【切字十八字】

  1. 〘 名詞 〙 連歌俳諧秘伝とする一八語の切れ字。「かな・けり・もがな・らん・し・ぞ・か・よ・せ・や・れ・つ・ぬ・ず・に・じ・へ・け」の一八語をさす。このうち、「せ・れ・へ・け」は動詞の命令形語尾、「し」は形容詞の終止形語尾、「に」は副詞「いかに」であり、他は助動詞終助詞である。室町中期に成立し、江戸時代まで秘伝とされた。十八の切れ字。〔白髪集(1563)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む