切破(読み)きりやぶり

精選版 日本国語大辞典 「切破」の意味・読み・例文・類語

きり‐やぶり【切破】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎の舞台装置の一つ。藪垣、また、塀、壁に穴をあけてそれを同じ色でふさいでおき、人の出没や盗賊の侵入の時、切り破って出入りするのに用いる。
    1. [初出の実例]「立ち廻ると、野郎間(のろま)の切破(キリヤブ)りや、水引猿(みづひきざる)の災難に、逢はにゃアならねえ」(出典:人情本・妹背鳥(1842‐44頃か)後)

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